歯と健康について

歯に物が挟まりやすい?

食後に、歯の間に入った食べ物を楊枝で取り除いている方はいらっしゃいませんか?
どうして物が挟まってしまうのか?
そして、そのままにしておくことどんなことが起こるのでしょうか?

歯の間に挟まるのは・・・

歯と歯の間に虫歯がある
歯と歯の間に虫歯があると、虫歯の穴に食物引っ掛かり挟まりやすくなります。
歯と歯の間に隙間がある
歯と歯の間に隙間(0.1~3ミリ程度)がある場合に、物が挟まりやすくなります。
咬み合わせが原因で、歯が少しずつ移動して、隙間ができてくる場合もあります。
歯と歯に段差があるとき
歯の噛む面が周りの歯より、一段高くなっていたり、低くなっていたり歯並びに段差があると、物が挟まりやすくなることがあります。

物が挟まるには適度な間隔が必要で、あまり大きな間隔になると逆に挟まらなくなってきます。
食べ物でよく挟まりやすいのは、肉や野菜の繊維質が中心です。

歯科医院で適切な治療を

歯に物が挟まりやすい方は、歯科医院でチェックを受け、早めに治療しましょう!!

歯と歯の間に虫歯がある場合
虫歯が小さいときは、詰め物を詰めます。
大きな虫歯では、金属のはめ込みや被せ物を作って、歯と歯の間の隙間をなくします。
歯と歯の間に隙間がある場合
被せ物がある場合には、それを外して隙間がなくなるように新しい被せ物を作り直す事もあります。
隙間をなくすように、ものを詰めたりして、歯の間に物が挟まらないようにします。
歯と歯に段差があるとき場合
段差を削ってから滑らかになるように調整します。
あまりに大きな段差の場合には、歯の神経を抜いてから、同じ高さになるように被せ物や、親知らずなどでは歯を抜くこともあります。
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